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その他、腋臭症・多汗症

腋臭症・多汗症とは…

脇毛の生えている部分から不快な臭いがしたり、多量の汗をかく人が治療の対象となります。
また、下記の症状が当てはまるのも特徴と言えます。

  • 家族にも同じ症状の方がいる(遺伝性 約80%)
  • 耳垢が湿っている
  • 衣服の脇部分に汗ジミがつく
  • いやな臭いがする等、自覚症状がある

汗腺の種類

  1. アポクリン腺:脇、おへそなどに局在し、アンモニア・脂肪・たんぱく質などが分泌され、これらが雑菌によりさらに分解されて臭いが発生する。
  2. エクリン腺:全身にあり、多汗症状に関与する。

これらの汗腺が多数にあったり、発達していると腋臭・多汗症状が出る原因となります。

1:外科的な手術について

  1. 反転剪除法(手術時間は1.5〜2時間程度です)
    皮膚を約3〜5cm切開し、裏返して直視下で汗腺を除去する。

手術後の経過・注意事項について

固定 3〜5日間は脇の下をガーゼにて圧迫します。
抜糸 7〜10日後に予定しています。
シャワー 翌日より可能ですが圧迫ガーゼを濡らさない様に注意して下さい。
入浴 医師の指示によりますが、基本的には抜糸後より可能です。
検診 圧迫除去時・抜糸時・その後術後の経過によります。
創部 切開創は一時的に色素沈着を起こしたり、また創部全体が硬く感じられることがありますが、時間の経過により改善していきます。
切開線に関しては、最初は赤みがありますが、次第に白く薄くなっていきますのでご安心下さい。
ストレッチ 手術後、腕の挙上の際に脇に突っ張りを感じる場合がありますが、ストレッチを行なうことで、時間の経過と共に改善されます。
ストレッチの方法、及び開始時期は指示させて頂きます。
脱毛 手術後、脇毛が薄くなります。

手術の限界について

手術により現症状の改善効果は得られますが、改善度には個人差があります。
症状が強い場合は、再手術(有料)が必要となることもあります。


※手術の経過には個人差がありますので、ご不安な点はいつでもお問い合わせ下さい。

2:注射療法について

ボトックスというお薬を脇の下に直接注射します。汗の分泌を支配する神経を、ボトックスによ って遮断し、汗腺(アポクリン腺・エクリン腺)の働きを抑えることができます。脇の下に数箇所 少量ずつ注射をするだけですので10〜15分程度で終了します。

※多汗症の場合に効果があると言われていますが、腋臭症の方でも汗の量が減少することにより改善が期待できます。

注射後の経過について

ボトックス注入後、2〜3日後から徐々に治療効果が現れます。

1回の治療効果は、個人差もありますが4〜6ヶ月程度です。注入回数を重ねることにより汗腺が萎縮していきます。

治療の限界について

1回の注入で永久に改善する訳ではありません。定期的な注入が必要な場合もあり、また治療効果の持続期間には個人差があります。


※根本的な治療は外科的手術をお勧めいたします。

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