下瞼の手術

下瞼の裏側から眼窩脂肪を除去することで、クマを改善することが出来ます。
皮膚を切開しないので傷痕がなく、腫れも少ない方法です。

適応

• 目の下のクマが気になる方
• 目の下に影が出来て疲れて見える方
• 切らずに目の下のクマをなくしたい方

手術法

• 手術は点眼麻酔と局所麻酔で行います。
• 下眼瞼の内側の結膜を7～8mm程小切開して、膨らんでいる分の眼窩脂肪を除去します。

手術時間

約30分ほどで終了します。

手術後の経過・注意事項について

手術の限界について

• 人の目は元々の左右差がありますので、脂肪の除去後にも僅かな左右差が残ることがあります。
• 脂肪による膨らみが減った分、僅かな小じわが出る場合があります。

下瞼の弛んだ皮膚を切除すると同時に余分な眼窩脂肪を除去する方法と、眼窩脂肪を凹んだ部分に移動して固定するHamra法があります。術後は下瞼の肌の弛みが改善すると同時に肌に張りが出ます。

適応

• 目の下のシワやタルミが気になる方
• 目の下のクマがひどくて疲れて見える方
• 目の下の皺を取って若々しい目にしたい方

手術法

• 手術は点眼麻酔と局所麻酔で行います。
• 下眼瞼の睫毛の直下を切開して眼輪筋の下を剥離し弛んだ皮膚と眼輪筋を切除します。
• 瞼板の外側を骨膜に固定することで、術後の外反を防ぐとともに下瞼に張りを出します。
• 眼窩脂肪の膨らみが目立つ場合は脂肪を適度に除去しますが、膨らみの下の凹みが目立つ場合には眼窩脂肪を骨膜に固定して膨らみを形成するHamra法を行います。

手術時間

通常の手術は約60分、脂肪除去術またはHamra法手術は約90分ほどです。

手術後の経過・注意事項について

手術の限界について

• 下瞼の皮膚は下を見る時や開口する時に下へ引っ張られるために、切除する皮膚はある程度余裕を残しておかなければならないため、術後も僅かな弛みや小じわが残ることがあります。
• 人の目は元々左右差があるため、術後も僅かな左右差が残ることがあります。
• 術後外反が予想よりも長く続くことがありますが、殆どの場合は自然に軽快して行きます。