母告別式親族代表喪主挨拶より(平成28年2月3日)

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院長コラム

母告別式親族代表喪主挨拶より(平成28年2月3日)

    本日はご多用の中、亡き母 小木曽矢枝子(本名 小木曽八重子)の告別式に沢山の方々のご参列と心温まるお悔やみを賜り誠に有難うございました。
    また会場には多くのご供花とお供物、多数の弔電を頂き重ねてお礼申し上げます。
    母は大正13年3月生まれで来月92歳直前でした。戦前戦後の激動の時代を生き、花嫁修業を兼ねて服飾デザイナーを夢見て戦前に田舎から単身上京しましたが、戦況の悪化で戻って来て結婚しました。夫を56歳で失った後は色々と苦労が多かったと思いますが、常に努力の人で「世の為人の為に」が口癖でした。若い頃は婦人会活動に専心し、地域の多くの人々からいつも頼りにされ慕われておりました。手芸や縫い物が得意で家族にも色々な物を作ってくれましたが、特にライフワークとなった飾りマッチ箱は総数8000個を数え、多くの人に差しあげたり施設に寄付したりしたことで、昨年10月に中日新聞の東濃版に大きく載せて頂きました。
    晩年の母は、数々の病気との戦いでした。全身麻酔の手術4回、入退院8回と正に満身創痍でしたが、持ち前の努力で全て克服して生還してくれました。そんな中で始めた京都妙心寺の写経は、母のもう一つのライフワークとなり昨年12月に倒れる直前に5000巻を書き上げて妙心寺から表彰を受けました。
    昨年12月に左内頚動脈完全閉塞で緊急入院し、現代医学の最先端の脳血管内カテーテル治療を何度も試みましたが、残念ながら回復しませんでした。2月1日午前、安らかに眠るように息を引き取りました。
    多くの人から慕われ家族の皆から尊敬されて、本当に充実した幸せな人生であったと思います。
    生前母と親しくお付き合いして頂いた地域の皆様、仲良くして頂いたお友達の皆様、そして本日ここにご参列の皆様、今まで母が大変にお世話になりました。母は亡くなりましたが、その魂と思い出は私達家族の心の中に永遠に生き続けることでしょう。これからも皆で力を合わせて母の遺志をついで行きたいと存じます。

    どうか今後とも、今まで以上のお付き合いとご指導を宜しくお願い致します。

    最後に、皆様 母小木曽八重子が今まで本当にお世話になりました。心から感謝申し上げます。

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