例年クリニックは8月のお盆休み中大忙しの8~9連勤でしたが、今年は改め中1日休みの8連勤!に変更。
この時期は3月の卒業就職シーズンに次いで顔面輪郭形成が多いのですが、先日の患者様は過去に他院で色々な顔面輪郭形成のオペ(Le Fort I、SSRO、下顎角形成、オトガイ先端前方移動など)を受けておられ、今回はその修正と追加手術のため中々難しい症例でした。
特にオトガイ形成後とLe Fort後のチタンプレート固定の抜去、オトガイ部の術後癒着によるオトガイ神経剥離の難しさに加えて、今回のオトガイ修正縮小術と頬骨縮小術のデザインの難しさが最大の難関でした。今回はいつもオペに参加して頂いている2人の歯科口腔外科の先生に協力をお願いして3人体制で臨み万全を期した結果、手術は順調に難関をクリアしてほぼ計画通りに終了。患者様はもちろん、3人の執刀医も3~6カ月後の結果が大いに楽しみです。
いつまでも終わらないコロナ感染ですが、マリオットホテルの感染予防対策の中ほぼ平常通りの開催出来ました。
毎日忙しく働いているスタッフの皆さんへの慰労と日頃からお世話になっている関係者の方々へのお礼を込めて、例年30名ほどの忘年会ですが、今年も東京・大阪などからも多く参加頂き和気藹々の雰囲気で、皆さんからとても楽しかったとの言葉を頂きました。
以後クリニックは年末モードに突入で、連日のオペが30日まで続くハードスケジュールでやっとお正月休暇です!!
先週の3連休、クリニックはいつもの如く3連勤。
最近は多くの患者さんがYouTube、TwitterなどのSNSを見て全国から来られます。僕が循環器と並行して美容外科を始めた35年前は、ファッション誌Anan、Nonno、Viviや名古屋の情報誌チーク、ケリーなどが美容の主な情報源だった頃から思えば隔世の感です。
3連休中も患者さんは、東京、福島、大阪、熊本など様々。2日目の方は、前医のオトガイ(アゴ)形成の修正術でしたがほぼ計画通りの結果で、ご本人も主治医も1カ月後が楽しみ。。
前医にてのオトガイ先端部骨切り術によって凹凸が残っている
今回のオトガイ修正術と下顎角形成術の術前シュミレーションライン
透明モデルによって描出された下歯槽神経管の立体的位置を確認して、オトガイ神経の安全性を確保
左右のオトガイ神経を周囲組織から剥離分離した後
術前シュミレーションの骨切りラインを実際の骨上にデザイン
デザインラインに沿ってレシプロソーにてスムーズに骨切り
オトガイ神経は完全に温存されている
オトガイ~下顎角に至る広範囲骨切りによって切除した骨
殆ど術前シュミレーションデザインしたラインに近い
オトガイ(アゴ)・下顎角(エラ)全体の骨切り形成術について知りたい方は、下記のページをご覧ください。
例年ゴールデンウィーク中はクリニックは9連勤または10連勤でしたが、今年は家庭サービスのために6連勤に短縮!?その間多くの患者さんが、北は北海道、南は沖縄まで、全国から名古屋まで来られて色々な施術を受けられたが、当院の基本理念「美容医療を通じて患者様と社会の幸福に貢献する」ことが僅かでも出来れば、これほど嬉しいことはない。