今回の日本美容外科学会は、顔面骨形成術のシンポジストを依頼されて前日から参加。その準備と写真撮影の為にクリニックの事務主任も同行させたため、講演やセミナーには十分に参加出来なかったのですが、顔面骨形成のシンポジウムは多くの参加者で盛況に終了。
夜のパーティーでは、同年代の先生たちと年に1度の同窓会で旧交を温め、また多くの前途有望な若い先生たちとも親交を深めて、大変に有意義なひと時を過ごしました。
先日は「第10回東海創傷治癒フォーラム」に参加。創傷治癒を形成外科、血管外科、循環器内科、皮膚科の異なった分野から総合的にアプローチして臨床にフィードバックするという主旨で、美容外科分野から出席しているのは僕がただ一人。
今回は東大皮膚科の浅野准教授の「全身性強皮症に伴う難治性潰瘍」と順天堂大形成外科の水野教授の「創傷治癒を目的とした脂肪組織移植の新しい展開」の2題の講演で、大変興味深い内容でした。特に水野先生の脂肪組織移植については、僕自身が20年前に日本の脂肪幹細胞の先駆者である東大形成外科の吉村先生の研究にコムロ美容外科から吸引脂肪を提供し、現在は名大循環器内科と腎臓内科の脂肪幹細胞を用いた再生医療研究に小木曽クリニックが協力していることなどの経緯から少し質問させて頂いた。
懇親会では色々な分野の先生方と有意義な時を過ごせました。
懇親会は名大血管外科教授の古森先生の乾杯でスタート
名大形成外科前教授の鳥居先生と現教授の亀井先生
愛知医科大学血管外科教授の石橋先生、岩田先生、三輪先生
一昨日は日頃から親しくしている名大循環器内科の室原教授を囲んで、知り合いの先生たちとマリオットのミクニで食事会。
教授はバルセロナのESC(ヨーロッパ心臓病学会)より帰国後セントレアから直通参加、他の先生たちも夕方診療終了後に駆けつけです。
循環器内科、消化器内科、心臓外科、美容外科、審美歯科など多種済々な面々ですが、テロ後のバルセロナの話からそれぞれの専門分野の話題、最新の美容外科医療の話などで大いに盛り上がりました。
ミクニの後は隣のジーニスへのコースで、久し振りに極上で濃密な一時を過ごしました