昨年11月当院にてエラ削り(下顎角広範囲骨切り術)を受けられた患者さんの3カ月後検診の結果。
エラ削りは顔面骨形成の中で最もポピュラーな手術の一つですが、手技上の制約のため正面で大きな効果を出すのは中々難しい。
患者さんは福岡在住の20代の女性ですが、出来るだけ大きな効果を希望され、下顎角(エラ)からオトガイ部(アゴ)に及ぶ広範囲骨切り術と外側皮質骨切除を行い非常に満足できる結果に。…
通常は骨のボリュームがなくなった部分は暫く皮膚が弛むのですが、さすがに若さか回復も早い!
患者さんは6月に結婚式で髪の毛をアップにする予定で、その時の写真を送ってくれるそうです。
Happy wedding !!
1月2月は色々な医学研究会講演会の時期で、日頃から親しい教授や先生の主催の会に出席。「心血管疾患Total management」と「Hypertension Forum]は循環器内科、「東海創傷治癒フォーラム」は形成外科、血管外科、循環器内科、皮膚科の合同の会合で、美容外科医の参加は私ただ一人。
学会と違ってこれらの研究会では、updateで最先端の知識が得られることと、専門分野が異なる医師の人脈が広がることです。
今回も最新の知見でリフレッシュした後、懇親会では親しい教授方と大学病院の裏話で大いに盛り上がりました。
私に左は名市大心臓腎高血圧内科学の大手教授
右は藤田保健衛生大学坂種病院循環器内科の井澤教授
今年最後の顔面骨形成は、やはりオトガイ部広範囲骨切り術(EGO).
横浜から来られた患者さんは、以前他院で手術を受けられた結果が物足りないということで当院へ。
多くの患者さんと同様、HPの異次元に大きい切除骨片のインパクトで患者さんの期待は最高潮ですが、医学的限界と顔全体の美的バランスを説明してcool down?…
オペはいつのも如くにオトガイ神経を伸長させて左右対称に最大限に切除。
腫れが退いた後で患者さんが大喜びする姿を想像しつつ、今年も終了です。
アシストのクリスタル歯科センター三輪先生疲れ様でした。