最近は、コンタクトレンズ装用やパソコン、スマートフォンの長時間使用によるドライアイが原因と思われる眼瞼下垂が急激に増えています。また一方では、団塊の世代のシニア化で年齢による眼瞼下垂も同様です。
本日手術の患者さんはコンタクトレンズ歴20年の42歳女性で、訴えは以下の通り。
手術は、弛んでしまった上眼瞼挙筋(目を開く筋肉)を瞼の裏から瞼板に縫縮するだけの非常に簡単な手術です。最初1~2週間は過矯正で少々開き気味になりますが、、腫れが非常に少なく傷跡も外から全く見えません。
結果は、1か月後の写真の通りです。
小木曽クリニックの世界が認める高度な美容外科医療
上瞼の手術
今日の鼻形成術は、26歳女性の鼻孔上縁下降術という一般には余り聞き慣れない名称です。
鼻の穴の上縁が上方に切れ込んだようなっているため、鼻の中が見えてしまう状態を修正する手術ですが、気にしない方も多く、また患者さんもこのような手術があることをご存じない方が多く、余りポピュラーではない手術の一つです。
私も美容外科医27年のキャリアで多分30例以下です。
手術は耳介軟骨を皮膚とともに採取してcompositegraftを作成、鼻孔上縁内側を切開して剥離し、出来るだけ広げてgraft(移植片)を移植する手術です。術前の鼻孔上縁のラインが残りやすいため、いかに広く剥離するかと、左右のgraftの大きさと位置を合わせながら調整するのに時間がかかります。
直後の結果は写真の通りで、少々の腫れがあるものの術前より明らかに鼻孔上縁が下降しています。と言っても2時間苦労してたった2.5mmの違いですが、患者さんは大満足されて疲れも吹っ飛びました。
小木曽クリニックの世界が認める高度な美容外科医療
鼻孔上縁下降術
今日は私の母校多治見北高校の還暦同窓会に出席。
久し振りの再開で名前と顔が一致しない同級生とはネームプレートでお互いを確認しつつ、気分は40数年前の少年少女時代にタイムスリップ。
当時の思い出話に花が咲いた後は、話題は自然に子供や孫の話に。。。。
私のテレビCMのためか、皆アンチエイジング年齢にさしかかっているためか来る話は「顔のシワやシミを取る方法は?」とか「かみさんの目の周りの皺を取って欲しい」という話ばかり。
同窓会会報に毎年クリニックの広告を載せているせいか役員の方から一言挨拶をと急に頼まれスピーチする羽目に。近況報告と、ご要望に応えて美容医療の話を少々披露して来ました。
取り敢えず懐かしい同級生らと旧交を温め、大変楽しい一時でした。