当院には全国から顔面骨形成術の患者さんが来られますが、殆どの方はホームページに載せた多数の切除骨が飛びぬけて大きいからとのこと。
顔面骨形成術の難しさは、口腔内アプローチまたは非常に小さな切開でのアプローチのため、どのオペも視野が狭くて操作し難いのに加えて、オペによってはオトガイ神経の存在が大きな障害になります。実際の手術では先端1㎝の骨切りは、殆ど経験と勘の世界。今回内視鏡を導入してため、先端部分をより詳細に確認出来るようになり精度が向上しましが、慣れるまでしばらくかかりそう。
麻酔の橋口先生、アシストの遠藤先生お疲れ様でした。
右端が下顎角部。骨切りデザイン線はその直前まで来てい
左のオトガイ孔と神経幹。fiber scopeの角度の問題で骨切りラインが途中で見えない
fiberscopeで骨切り先端を確認してから切った
本日は当院「小木曽クリニック」の開院10周年・新規移転オープンに際して、沢山の方々から豪華なお祝いのお花や温かいメッセージを頂き、心から厚く御礼申し上げます。また思いがけない方々からもお祝いを頂き感激しています。
私のこだわりと我儘により完成が大幅に遅れた上、年末の繁忙期に重なったため、開院式典やパーティーなどを行う余裕がなく、早速本日から顔面輪郭形成手術が年末最終日まで毎日入っていて休む暇もありません。
新クリニックでの診療は始まりましたが、まだ未完成な部分も多く、来年落ち着いた時期に改めて「小木曽クリニック開院10周年、新規移転オープンパーティー」を行いたいと考えています。
本日は皆様有難うございました。お陰様で今日は「小木曽クリニック」というより「フローリスト小木曽クリニック」状態です。
今後とも宜しくお願い申し上げます。